三商酒場放浪記
Ⅰ(19期)大関守さん「大関庵」
Ⅱ(30期)氏家賢さん「ふぐ ちゃんこ 鳥義」
Ⅲ(28期)田中稔さん「開花亭」
Ⅳ(33期)高木利夫さん「うなぎ 川勇」
Ⅴ(48期)樋浦理さん「アジアの食卓」
Ⅵ(33期)坂口保夫さん「森下 どんどん亭」
Ⅶ(33期)長浜英行さん「中華 喜楽」
Ⅷ(35期)柏俊太郎さん「亀戸 割烹 柳」
Ⅸ(54期)宇都英美さん「深川富岡 江戸娘」
Ⅹ(26期)増田進一郎さん(31期)旧姓:太田トシ子さん 「湯島 菜肴 ますだ」
Ⅺ(49期)大橋秀一さん「亀戸 新富すし」
Ⅻ(49期)清水由美さん「門仲 翼」
XIII(22期)皆川泰藏さん「船橋グランドホテル」
XIV(35期)谷泰一さん「牡丹 南光軒」
XV(28期)谷島隆さん「両国 百味亭」
XVI(44期)小泉勉さん「遊食 こいずみ」
XVII(44期)後藤しず江さん「居酒屋 宙(そら)」
XVIII(28期)粕谷安孝さん「江戸蕎麦手打處 あさだ」
三商酒場放浪記 20 46期 大石芳邦さん 河口湖ペンション「クレッシェンド」その2
三商酒場放浪記の回数をギリシャ数字で番号を表記しておりましたが20回を超えてくるともうなんだかわからなくなるギリシャ数字は止めました。第20回の記念放浪記です。
三商酒場放浪記初めての泊りがけ企画その2です。
富士山の展望と美味しいお料理、そしてオーナーの大石さんのフォークライブが売り物の「クレッシェンド」ですが
何とこの晩は雷に大雨です。「富士山展望」はあきらめざるを得ません。でもお美味しいコース料理を堪能して、
オーナーと宿泊客のフォークソングライブの始まりです。
さてオーナー大石さんの12弦ギターと33期佐久間のセッションです。
団塊世代の佐久間は高校時代に同期藤森さんから加山雄三「君といつまでも」のギターコードを教えてもらったのがはじめ!その後白いギターを買って、浜辺を歩いたり、PPM(ピーター・ポール&マリー)のコピーをして隅田公園を歩いたり、ギターが弾けると女の子にもてそうな気がして(もてませんでした)ずっと・・・
60歳前には今後老人ホームに入った時、おばあちゃん達にもてるようにと神田のギター教室で再勉強をしています。
さぁ ライブの始まりです。今回は懐かしのフォークソング大会ですから、参加メンバー菊池さん得意の北シリーズ演歌はありません。残念!!
フォークソングのリクエスト曲に全ておこたえしていきます。まずは拓郎でしょ!!次はかぐや姫でしょ!
ところで大石さんも佐久間も南こうせつに似ていると思いませんか?
懐かしのフォークソングを熱唱のメンバー
まずは吉田拓郎 「今日までそして明日から」「落陽」「結婚しようよ」「マークⅡ」「旅の宿」 メンバーが思いつくままのフォーク歌手のリクエストした曲を大石・佐久間の「コーセツディオ」の伴奏でみんなが歌います。歌詞は30cmもあるような自作のソングブックが用意されていて、リクエスト曲のほとんどがメンバーに配られます。ここでライブの画像を載せるのですが、みんな歌うのに忙しく誰も撮影していません。と言うことで先に進めます。
と書きましたが先日この頁を見た宇田川さんから画像の提供がありました。iパットで一枚撮ってありました。
まさに「不滅のフォークソング」ライブです。もう考え付く歌手を片っ端から、歌っていきます。フォーククルセダース・あみん・河島英五・泉谷しげる・・・・・・
でも演歌好きの菊池さんのためにも一曲「北空港」「酒よ」「北国の春」
もうあっと言う間の二時間ライブでした。最後に大石さんのオリジナル曲を二曲(ホームページで聴くことができます)と「そっとおやすみ」を歌ってお開きとなりました。外はまだ豪雨です。
さて翌朝です。奇跡の富士山が現れました
この時期の梅雨空と昨日の嵐からは考えられないくらい見事な晴天です。クレッシェンド自慢の富士山もくっきりと・・・
この頃歳を取ると朝は思いっきり早く目覚めてしまう菊池さんは五時から湖畔を散歩です。みんな高原の朝を楽しんでいます。
ねっ!!クレッシェンドのホームページに掲載されている富士山の眺望はウソではありませんでした。
佐久間自慢のカメラ50倍ズームでの富士山山頂です。
でもこの後雲がかかってしまい奇跡の数時間の展望でした。でもありがとう富士山。
クレッシェンド 三つの売り「富士山展望」「美味しいコース料理」「オーナーライブ」
高校生時代では遠足バスで「金時山」に行った記憶がありますが、十分大人になってからの同窓生との大変楽しい一泊遠足でした。オーナーの大石さんのやさしい性格とご家族の方のあたたかいサービス ありがとうございました。
なによりうれしいのは「こんなところに!三商生」が頑張って生きていることが一番印象的でした。ぜひ意外と近い河口湖「クレッシェンド」にお越しになってください。
下の画像は今回の放浪メンバーです。写真嫌いの49期宇田川さんは写っていません。みんな!また行こうね!
まだまだ続く河口湖周辺 観光スポット
近くの氷穴・ラベンダー公園、湖畔森のバーベキュー
三商酒場放浪記 19 46期大石よしくに さん 河口湖 ペンション「クレッシェンド」 その1
今回の三商酒場放浪記は初めての泊りがけ企画です。以前からHP委員の49期宇田川さんから「河口湖」でペンションを経営している先輩がいると聞いていました。大石よしくにさんです。
下調べでペンション「クレッシェンド」を検索してみると まぁおしゃれな可愛いペンションじゃないですか!それに大石さん自ら宿泊客とのミュージックバーもあるとのこと。これは泊りがけでメンバーを誘ってみることにしました。
クレッシェンドのホームページです。http://www.crescend.com/
メンバーは厳選 築地市場と不動産店勤務と暇人
まずは「クレッシェンド」のキャッチコピーですが
厳選素材のコース料理と100種類以上のお酒&生演奏が楽しめる宿|富士山と河口湖を望む高台の宿クレッシェンド
今回は居酒屋メンバーも厳選してを誘ってみることにしました。といっても火曜と水曜にかけての平日で梅雨時に一泊できる人は限られています。水曜日が定休日の築地市場勤務の宇田川さん、不動産業の34期Oさん、それにいつでも休める3人を加えて6人の厳選メンバーで行くことになりました。(これしか集まらなかったのですが・・・)
火曜日は雨模様 こんな富士山は見られるのでしょうか?
二台の車で行くことにしました。平日の中央高速ですから意外と都心からも近いのですね!約二時間で河口湖まで着きました。でもインターそばの「富士急ハイランド」には人っ子一人いません。「梅雨で平日だしな」と思っていましたら、定休日だったそうです。土日祝は大変な混雑と渋滞になるそうです。
インターからも近い大石さんの「クレッシェンド」ですが河口湖と富士山が眺められる高台です。「こちらの方向に本当でしたら富士山が見られますよ」 あいにくの雨模様で上の画像のような富士山は見られません。せっかく来たのに・・。
近くには「あれから40年 綾小路きみまろ」の 別荘「きみまろ亭」も・・ ミーハーメンバーは早速、見に行きました。
大石さんと今回の参加者 厳選メンバーです。
さてここで恒例の酒場放浪記「あの人はあの頃」です
いつもですと訪問した同窓生の三商時代の画像とその頃の話になるのですが、残念ながら46期の卒業アルバムを入手していません。
○中央区兜町生まれ育ちの大石さん
○紅葉川中学から三商へ 校庭が狭かった中学時代、大きな校庭の三商に憧れて入学したそうです。
○クラブは写真部、軽音楽部ではなかったのですね。その頃からギターが好きで独学でこんなうまくなったのです。
自分で作詞・作曲のシンガーソングライターです。では外部リンクですが、お聞きください。
https://www.youtube.com/watch?v=bUM4OHiHloc
この後からは 食後のミュージックバーでのライブになるわけですが、今回はここまで・・・
「クレッシェンド」の酒場放浪記は次号に続きます。富士山は見られるのでしょうか?
三商酒場放浪記 壱拾八 弐拾八期粕谷 安孝さん 「江戸蕎麦手打處 あさだ」
今回18回目の三商酒場放浪記ですが、ちょっとお断りを・・・毎回ギリシャ数字でⅠからXVⅠⅠまで表示しておりましたが、今回の「あさだ」さんにはギリシャ数字は似合わない!「壱拾八」と表示いたします。ついでに28期も・・・
創業安政元年
毎回、同窓会会報に広告協賛をいただいている粕谷さんですが、この三商酒場放浪記では28期の皆さんにたびたびご登場願っています。
3回では田中稔さんの江戸川区「開花亭」、15回では谷島隆さん「両国百味亭」でした。皆さんそれぞれ地元の方に愛されご商売を続けていらっしゃいますが、粕谷さん「江戸蕎麦手打處あさだ」も東京が誇る老舗蕎麦屋の一軒です。
創業は安政元年(1854年)、米国のペリーが黒船で江戸湾に現れたあの時代です。粕谷さんは7代目、現在息子さんが8代目を継いでいます。
東京には老舗の蕎麦屋さんが多いですが、神田の藪は1880年、浅草並木の藪は1913年と言われていますが「あさだ」さんの歴史の古さは群を抜いています。それだけ伝統を守り、美味しい蕎麦を提供し続け、お客様に支持されただからこそ続けられていたのでしょうね。
老舗ですけど親しみやすい
蕎麦屋の定番のつまみには、かまぼこ・海苔・蕎麦味噌なんかで気取って飲むのも良し、でもあさださんの肴は豊富ですよ。まずは卵焼き、かき揚、焼き鳥を注文し・・・・・。言い忘れましたが従業員の接客が抜群なのです。笑顔をきびきびした動きで老舗によくある尊大な接客ではなく、親しみやすいサービスです。
一階はそんなに大きくないのですが、次々とお客様が入ってきます。二階では宴会ができるようで、今日も近所の寄合が行われているようです。
さて恒例のあの頃の自分は?です。
28期粕谷さんはこの浅草橋からは3年間自転車で通学したそうです。都電を乗り換えるより早く行けましたし、家業の手伝いで早く帰宅する必要もあったようです。
一年の時にはレスリングに入部しましたが、家業の手伝いがあり断念したそうです。三商生は学生時代から働きものですね。
さて蕎麦屋で「長っちり」は野暮だよと宇田川さんの声が聞こえそうです。22期篠崎さんもこれからボーリングの月例会だそうです。(さすがパーフェクトボーラーは自分をキチンと律しています) さぁ〆のもりをいただいて切り上げるとしますか。
さすが老舗の味です。十割蕎麦ですが、喉越しの良さは抜群です。十割蕎麦のゴアゴア感も全くありません。蕎麦猪口も粋ですね。放浪メンバーとも大感激です。
店内は満員の盛況で粕谷さんも大忙しです。やっと写真だけお願いしました。8代目に店は継いでもらっていますが、まだまだ現役で厨房に立っています。店内には粕谷さんが描いた絵画も展示してあります。
ぜひ皆さんも江戸の名店「江戸蕎麦手打處 あさだ」をお訪ねください。それから「あさだ」さんのHPが素晴らしいですね。新しいノウハウを取り入れながら「あさだ」は永遠に不滅です。
台東区浅草橋2-29-11
JR総武線浅草橋駅東口 徒歩3分
03-3851-5412 営業時間は
■平日11:30~14:30 17:30~22:00(L.O.21:00)
■土曜11:30~14:30 17:30~21:00(L.O.20:00) 定休日は日曜祝日です。
http://www.asada-soba.co.jp/
三商酒場放浪記ⅩⅤⅡ(17) 44期 後藤しず江さん 『居酒屋 宙(そら)』
三商酒場放浪記ⅩⅤⅡ(17) 44期後藤しず江さん 門前仲町『居酒屋 宙(そら)』
深川牡丹に「三商会館」が完成して3か月が経ちます。クラス会やOB会や同窓生の打ち合わせなどに利用されています。
同窓生が門仲近辺に出没することが多くなったようです。門仲で三商生のお店と言えば、
ランチには35期谷さんの牡丹「南光軒」のランチ定食がお勧め(もちろん夜も営業)
一人でも団体でも54期宇都さんの富岡居酒屋「江戸っ娘」 私は「玉ねぎフライ」と「焼き鳥」がお気に入り
二次会には49期清水さんの門仲「ラウンジ翼」と同窓生の店だけでなんとかなりそうです。
でもまた同窓生の良いお店を前回の酒場放浪記亀戸小泉さんに紹介していただきました。
同じ44期で山岳部の後藤しず江さん「居酒屋 宙(そら)」です。門仲交差点のパチンコ屋の裏ですから地下鉄門前仲町からも2分、三商会館からも近いですね。以前33期の「鈴木文麿さん」が経営していた「コミニカ」の前です。
門仲の繁華街で商売を続けていくことは大変ですけど、同窓生はみんな頑張っていますね。門仲の激戦区で開店して5年になります。飲食店が生き残っていく秘訣はなんでしょうか?そんなことで酒場放浪記取材前にも33期山岳部藤森さん・バレー部徳堂さん・剣道部小林さんと下見に行ってきましたので、本日は2回目となります。
前回の時もそうでしたが、近くのサラリーマンに支持されているようで居酒屋にありがちな「わぁわぁ」とした「喧噪」はありません。品の良いお客様が多いようです。三商同窓生は心して来店するように・・・・・
三商酒場放浪記ⅩⅤⅠ(16) 44期 小泉 勉さん 『遊食 こいずみ』
三商酒場放浪記ⅩⅤⅠ(16) 44期 小泉 勉さん 『遊食 こいずみ』
皆さまこんにちは!! 回を重ねて 第16回!! 毎度おなじみの三商酒場放浪記でございます。
皆様に楽しんで頂いているとの風の便りを耳にし、今回もご機嫌で元気良く始めさせて頂きます♪
本日お邪魔するのは、放浪記にも数回登場している 江東区亀戸エリアのお店です。第7回「中華 喜楽」さん、第8回「割烹 柳」さん、第11回「新富すし」さん に続き
初めから馴染店の様な居心地の良さと美味しい料理 遊食 こいずみ さん です。
〒136-0071 東京都江東区亀戸1-34-7TEL 03-3685-9113
山男のたくましさと優しさの両面が溢れている素敵な大将(*^^*)
ハイ、本日も放浪記日和です。亀戸の某交差点に参加メンバが集結してまいります。
この放浪記もすっかり大人数参加が定着してまいりました。そして毎回賑やかで元気な面々。
待合わせ場所から歩いて数分でお店に到着です。有名な?佐野味噌店の裏手になります。
元気の良い「いらっしゃませ!!」と 素敵な笑顔で迎えて下さったのは、44期の小泉勉さんです。在学中は山岳部で鍛え上げ、卒業後もスキー仲間たちとの交流を楽しんでおられるそうで精悍な山男の表情と一方でお客さんを大切にする料理人の笑顔、どちらの顔も素敵な大将です☆
この日は予約客が多く、次々と注文が入り大忙しの大将でしたが食いしん坊の私達の為にも数々の美味しいお料理を作って下さるのでした。
小泉さんは三商在学中から料理人になるのが夢で「勉強机よりまな板」だったそうです。この放浪記で訪ねた他のお店の大将もそう言っておられる方が何人もいらっしゃいました。料理人を目指していたら簿記の授業はさぞかし退屈。。。いえいえ違う分野だったんでしょうね。
卒業後は六本木の「京樽」、そして新橋や銀座の「有薫」で修業を重ね、平成10年7月にこちらのお店を開店したとの事です。奥様と大将のお母様 の3人で切り盛りしています。
カウンター席、テーブル席、そして離れのような座敷席もあり、この日は女性グループが何組か来店していました。何度でも来たくなる、そしてとっておきの友達だけに教えたくなる、そんな印象を持ちました。
大将が次々と注文に応えている間も放浪隊はマイぺースです。皆で口々に食べたい料理を挙げ、「熱いうちに食べないとね!!」ハイ、写真も撮りましょうね(^^;
美味しくて美味しくて勢いが止まらない放浪隊
本日も良く食べて良く飲んでます。皆さん健康な証拠ですね(^皿^)注文したメニューをざっとあげると御刺身盛合せ、ポテトサラダ、さつま揚げ、焼売、野菜たっぷりのコロッケ、レンコン天ぷら(厚くてサクサクで超美味♪)、卵焼き 等等。お酒は新潟の大洋盛というこれまた御料理に合う オ・イ・シ・イ日本酒 \(^0^)/
そして時間が掛かるのに無理を言って「きつねちゃん」も注文。これは自家製の厚揚げなのですが、外はカリカリで中はふっくら。放浪隊の満足度も山頂に到達しそうです。
予約で満席の中、滞在させて頂いた2時間ギリギリまで沢山の料理を堪能いたしました。
声も渋くて素敵な大将 後ろのポスター「笑顔」にぴったりの
44期 山岳部OB 小泉勉さん 33期 佐久間さん(左) 徳堂さん(右)
三商の思い出はやはり「沢山の友達」という宝物
実は、この日の訪問は千客万来の為にお話しする時間も余りなく。。しかし いくら料理が美味しいからって適当なことは書きたくないですしね。放浪隊の名に懸けて、ワタクシ後日「追加取材」という名の一人呑みを敢行してまいりました。仕事もそれくらい一所懸命やれよ~と天の声が聞こえそうです。
とある日曜の開店直後、生憎の雨という事もあり 先日ほどの混雑ではなく 色々とお話させて頂きました。何だか気分は常連客。いやいやこれから御馴染さんにさせて頂ければ嬉しいなぁ。
一人で何を食べたかって?(^皿^)♪ それは勿論お酒呑みに合った美味絶品ばかりですよ◎
地元の話、門前仲町あたりの話(同級生の方がお店をされていると。。次の候補ですね)
本当に気軽に楽しくお話させて頂きました。ご近所だったら毎日通いそうです(^^)
三商在学中の一番の思い出は、やはりキツかったけど充実していた山岳部の活動、そして沢山の友達、と仰っていました。20歳から10年間はスキー仲間とクラブを作って大会に出場したり、今でも声を掛ければパパッと20~30人は集まれるし、と。何十年も交流が続く友達は本当に自慢の宝物ですよね。
ちなみに、大将の一つ上のお兄さんも三商卒業生、野球部に在籍(いさむさん)との事です。
ここにもプチ「われら三商ファミリー」発見ですよ~(^^)V
大盛況でお忙しい中、二度に渡り御対応頂き有難うございました。
今回の放浪隊・・・後列左から 徳堂・若女将・佐久間・岩瀬
前列左から 高塚・大女将・斉藤・岩瀬会長・他に宇田川が参加(敬称・年次略)
さてさて、次はどなたのお店を放浪訪問するのでしょうか?
三商酒場放浪記 は何方でも参加出来ます。またお店も自薦・他薦を問いません。
「うちの店にも来てね!!」「私も一緒に放浪したい♪」など いつでもお気軽に事務局まで
御連絡下さい。よろしくお願いします。それでは次回もお楽しみに(^^)/ 49期・酒呑子
三商酒場放浪記ⅩⅤ 28期 谷島 隆さん 両国「百味亭」 平成27年1月
25年前に「百味亭」を・・・・・
両国で焼肉店を開業したのは平成2年でした。この地に「百味亭」と言う飲食店を居抜きで譲り受け開業しました。同じ名前ではと思い、呼び方だけ「ひゃくみてい」から「ももみてい」に変更したそうです。さすがの人気店です。味は最高、焼肉だけではなくつまみも充実、メンバー22期篠﨑さん、30期藤倉さん、33期斉藤さんに対応して焼肉店では珍しく日本酒メニューも豊富でした。仲間とワイワイやりながら焼肉をリーズナブルに楽しむには最高の店です。
三商酒場放浪記XIV 35期谷 泰一さん 牡丹「南光軒」 平成26年12月
卓球部の先輩・後輩
今回は同窓会事務局長の杉本さんも参加されていますが、9歳先輩の卓球部で卓球の指導を杉本さんから受けたことを知らされました。杉本さんも「そう言えば、20代の時、墨田区卓球大会に出場するため、三商卓球部で練習したっけ!」と・・・後輩は先輩の事をよく覚えているものです。特に厳しく指導した先輩が忘れたようなこともです。良いですね。クラブの先輩・後輩って! 左 谷さん 中央 杉本さん
三商酒場放浪記XIII 22期皆川泰藏さん 「船橋グランドホテル」平成26年11月
22期皆川さんの同期は結束が固い!!
60才の時から同期会を開催し、65才・卒業50周年・70才・喜寿と同期会を続けています。
新年会・暑気払い会・年に4回のゴルフ会と、何事にも理由をつけて集合しているようです。
その会場になるのが、皆川さんが経営する「船橋グランドホテル」になっています。
さらに6組の方々は「パッション会」として毎年富岡「富水」でクラス会を開催しています。
三商酒場放浪記の皆様は2階桂の間でございます。こんな事されたのは初めてです。廻りの宴会は
なんて真面目な会なのでしょう!三商酒場放浪記は浮いています。
船橋の中学生は地元なら「船橋高校」へ県外なら「両国高校」か「三商」へ
船橋だけではなく、総武線沿線から深川の都立三商を受験する方が多かったようです。皆川さんも
櫻井さん、齋藤さんも三商を選んだそうです。皆川さんは実家が「精肉卸」の家業だったこともあって
三商では自家営クラスだったそうです。総武線で錦糸町から28番の都電で通学しました。通学時に
都電で会う「深川高校」の女学生に恋した時代です。まだ洲崎パラダイスがあった時代で24期の方
まではご存知のはずですとの貴重な証言です。
ここでいつもの酒場放浪記のパターンですと
皆川さんの高校時代の写真がアップされるのですが・・・・22期の卒業アルバムが見つかりません。
同期の篠崎さん談「22期は卒業アルバムがなかった!」とおっしゃっていますが真相は?
平成7年現在の「船橋グランドホテル」の経営を引き受ける!
三商時代は家業の「精肉卸」を手伝うため、学校が終わるとすぐ帰宅していたそうです。それでも楽しみは
日比谷・錦糸町で「映画」鑑賞することでした。「精肉卸」の伝票計算に当時ビジネスショーで発表された
「28万円」の計算機を購入し、会社経営に役立てたそうです。いまなら千円で売っているような計算機ですけど・・・
船橋市内にホテルがなかったことで昭和58年にオープンした「船橋グランドホテル」は皆川家の敷地に建設された
そうです。その後平成7年にホテルの経営を引き受け、現在に至っています。下の画像は船橋グランドホテル
玄関のクリスマスデコレーションです。
三商酒場放浪記Ⅻ 49期清水由美さん「門仲 翼」 平成26年10月
こんな地元に 卒業生のカラオケスナックがあった!!
門前仲町で飲み始めて何年になるでしょうか。33期同期の文麿さんが門仲に会社を構えてからすぐでしょうからもう15年以上も前のことになります。高校生の時から何年振りかでモンナカ再デビューになったわけです。立ち飲み「和一」ではたくさんの方々と知り合いになりましたし、辰巳新道「シンサク」はまだ毎週一回は訪れる店になっています。そんな店は三商同期生のたまり場になっていますし、この頃は49期生も幅を利かせています。そんな49期生から「同期生がモンナカでスナックをやっている」との情報です。
スナックの定義
スナックの定義とは、カウンターがある(主に常連客が座る)、女の子がいる(主に熟女の方になるケースのほうが多い)、20時ぐらいから営業する(主に二次会、三次会で利用され、深夜0時以降まで営業している)、軽いおつまみ「スナック」が提供される(かっぱえびせんは定番)、もちろんカラオケがあり、ママがいる(主に店の責任者は女性である)などでしょうか。
49期 清水由美さんは学校の隣
以前の酒場放浪記31期旧姓太田トシ子さんをお訪ねしたとき、深川三中前の「初乃寿司」が実家で一番遅く学校に出ていったとのお話でしたが、清水さんは学校の隣の都営アパートにお住まいで学校敷地までは数十秒であったとのことです。臨海小学校・深川三中、そして三商へとまさに地元三商入学のエリートコースで学ばれています。旧旧校舎、時計台の最後の卒業生であった49期生で、部活は応援団。でも1年の時、3年生の不祥事で3年間の活動停止になってしまったそうです。(この間の事情はHP委員Uさんが詳しい)
大人酒場放浪記で唄いまくる
メンバーの一曲目だけ紹介します。佐久間「雪列車」(前川清の名曲)、岩瀬茂幸「東京キッド」(先輩たちが喜ぶと思っての選曲)、篠崎「夜の銀狐」(スナックらしい選曲です)、岩瀬「恋のしずく」(これがまた上手なのです)。土曜日でまだ早い時間(ピークは22時以降)であったため、他のお客様は少なく、歌い放題です。スナックお決まりのデュエット曲も「同窓会長副会長」「49期同期清水さんと岩瀬」も終わり、岩瀬茂幸が歌う「アナの女王 Let It Go 英語版」を最後に門仲の夜はお開きになりました。
頑張れ ラウンジ「翼」清水さん
飲食店がひしめく門仲で20年以上もスナックを経営していくことは大変な苦労があったと思います。そんな苦労を顔に出さず、笑顔で接客している「由美ママ」には頭が下がります。三商生の「ガッツ」(ちょっと古いか!)を示してくれる頑張り同窓生です。三商会館も完成して門仲に来る機会が増える同窓生の二次会はぜひ清水由美さんのスナックをご利用ください。あら?この原稿を書いていて最初の店の画像を見たら、スナックではなくて「ラウンジ」になっているじゃないですか!失礼しました。ラウンジの定義は「スナックでテーブルにソファー掛けで女性が男性客の横で接待する店」となっていますが値段もリーズナブルで気軽に飲める歌える居心地の良い「ラウンジ」でした。 33期YS
三商酒場放浪記Ⅺ 49期大橋秀一さん「亀戸 新富すし」 平成26年9月
いきなりのアクシデント。えっ?6時集合じゃないの?
早いもので11回を数えます三商酒場放浪記ですが、再び、我が母校であります都立三商がある「江東区」に戻って参りました。
今回は49期大橋秀一さんのお店「亀戸 新富すし」にお邪魔しました。私、阿部の同級生です。JR亀戸駅北口より徒歩3分という立地条件から、集合場所をJR亀戸駅北口にしました。午後5時、本日の出席者が続々集まって参ります。26期岩瀬会長、22期篠﨑さん、33期佐久間さん、徳堂さん、斉藤さん、49期宇田川さん、岩瀬さん、高塚さんそして、私、阿部。本日の参加者は10名のはずですが、集合時間になっても24期尾坂副会長がお見えになりません。 そこで、岩瀬会長が颯爽と携帯電話を取り出して、尾坂副会長にショートメールを送信。しばらくすると、尾坂副会長から連絡が入りました。なんと、集合時間を間違えていたのです。
いつの間にそんな計画が…。
大相撲の取り組みが一段落すると、佐久間さんが突然、「おーい、高塚ぁ。例の計画どうなってる?」「コンサートは何時やるんだ?」なんと、フォークソング同好会を企てていたのです。その隣では、徳堂さんが「競馬同好会」と「麻雀同好会」を企てております。そうなんです。「大人の同好会」を計画しているのです。(この、酒場放浪記もある意味「大人の同好会」と言えるのではないでしょうか?)近いうちに、同好会が立ち上がりましたら、当ホームページにて部員募集のお知らせがあるかもしれません。
野球部に所属。ポジションはファースト。
在学中は野球部に所属し、その身長を活かして、ファーストを守っていました。三商を卒業後、ご実家の「新富すし」を受け継ぎ江戸前の味を守っております。大女将さん曰く、「今でこそ、黙々と寿司を握って店を継いでくれているけど、昔はよく学校に呼び出されてねぇ…。」(別の意味でモクモクと?)いやはや、若かりし日は誰しも色々な経験をしているのです。
すし桶には同期の絆が…。
いよいよ、本日のメイン「お寿司」をいただくこととなります。カウンター越しに、心を込めて握っていたお寿司が運ばれてきました。(写真がないのが残念です。あまりの美味しさに写真撮影を忘れてしまいました。)大ぶりのネタがふわりと握ったシャリの上に乗っています。その寿司を口の中に運ぶと、ネタにもシャリにも邪魔しない程度にサビを効かせてある。心憎い演出です。あっという間にお寿司を平らげた一行が目にしたものは、「昭寿し」と書かれたすし桶。
このお店の屋号は「新富すし」のはずなのに、なぜ違う屋号のすし桶が?
理由を聞くと、大女将さんが話してくださいました。「3年前に同級生の白楽くんが亡くなってね。白楽くんもこの近所でお寿司屋さんをやっていたんだけど、お店を閉めるっていうんで譲り受けたものなんですよ。せっかくなんで、この桶に入れて皆様にお寿司を出させていただいたんですね。」
優しさ、気配り。これも、大橋くんの人柄です。
まだまだ、宵の口ですが…。
美味しいお寿司をいただいた後は、あがりで締めます。お寿司の余韻と酔い覚ましにお茶をいただいて、本日はごちそうさまでした。
新鮮なお造り、美味しいお寿司、懐かしい友を肴にお酒をいただきました。
大橋さんと大橋さんのご両親と一緒に「1足す1は?」「ニッ!」
次回の三商酒場放浪記はどんな同窓生を訪ねて行くのか楽しみです。
それでは、ごきげんよう、さようなら。
三商酒場放浪記Ⅹ 26期増田進一郎さん・31期旧姓太田トシ子さん 「湯島 菜肴 ますだ」 平成26年8月
ついに10回目を迎えることになった「三商酒場放浪記」です。元祖放浪記は「吉田類」さん一人での放浪ですが、前回の「富岡 江戸娘」では18名の集団放浪、今回も7人での酒場放浪隊です。
ついに隅田川を超えた放浪記
「湯島 菜肴 ますだ」26期増田進一郎さん・31期旧姓太田トシ子さんのお店です。今までは墨田区・江東区を出たことのない放浪記ですが、今回は文京区湯島です。
ご夫妻とも三商生ですが、同級生でもないし、5歳離れているのですから学校でナンパ(失礼)されたわけでもないようです。どこでどうやって知り合ったのでしょうか?
26期増田進一郎さんは現在療養中でお会いできませんでしたが、三商時代はあの栄光のレスリング部で活躍なさっていたそうです。右の写真は恩師斉藤克先生と増田進一郎さんです。当時から三商レスリング部は毎年インターハイや国体でも選手を派遣し、高校生の米国遠征チームにも毎年選抜されていました。ちょっとがっちりした新入生は必ずレスリング部にスカウトされていました。その殺し文句は「アメリカに行けるぞ!」でした。でも卒業写真では増田進一郎さんはリーゼントの痩せ型のようにお見受けしますけど・・・
実家は「佐竹 商店街の洋食店 ブラジル」
進一郎さんは高校生時代からずいぶんヤンチャで、放浪記メンバーの同期杉本さんが「俺が生意気だと先輩に屋上で脅かされたけど、増田のほうが不良だった」「増田は上野でプロボクサーと喧嘩になり、コテンパンに殴られた」など本人いないもんだから、言いたい放題です。でも卒業後は持前の行動力でアメリカにわたり人生修行を続けたそうです。そして昭和41年、湯島に「かつ進」と言う「とんかつ店」を創業なさったのです。とんかつ店の激戦区上野御徒町には多くのとんかつ店がありますが、美味しい「とんかつ」をリーズナブルな値段で食べて欲しいと言う開店時のコンセプトは今も健在で、多くのサラリーマンや地元の方に支持されている人気店です。地図や電話番号は画像をクリックして拡大してください。
「湯島 菜肴 ますだ」文京区湯島3-8-1 電話03-3835-4529
キューピットは斉藤克先生
そんなことから「初乃寿司」のお嬢様はもう「かつ進」を創業なさっていた増田さんを斉藤克先生からご紹介されたそうです。そう言えば斉藤克先生って「キューピーちゃん」に似ていますね。「私にはそんないい話、磯川先生から一つもありませんでした!」と、放浪メンバー「ユウコ」が嘆いています。
23歳で結婚して3人のお嬢様に恵まれ、今はそのお嬢様達が「かつ進」を切り盛りされています。そんなお店の一つが「湯島 菜肴 ますだ」なのです。末広町から妻恋坂、清水坂に向かう住宅街に「かつ進」の新業態として出店したそうです。もちろん「とんかつ」もありますが、美味しい刺身や旬の秋刀魚も頂戴いたしました。
三商酒場放浪記Ⅸ 54期 宇都 英美さん 「深川富岡 江戸娘」 平成26年7月
【チャキチャキ】
そんな強烈な私たちを迎えてくれたのは今回ご紹介する[ 深川 江戸娘 (えどっこ) ]の若女将、宇都英美さん(旧姓:藤井)54期。笑顔が素敵なハリウッド女優ばりのその姿は、口元とキリ眉がキリリ、そして瞳がキラリン!うむうむ、常連客が多くいる理由がうなずける。容姿だけではない、接客態度や注文時の受け答えでも元気はつらつ、陽気で気さく、竹を割ったような立て板に水を流したような、真っ直ぐな棒を飲み込んだような、どこまでも誠実で真心がこもった対応をしてくれる。店の看板どおり、チャキチャキの江戸っ子そのもの。
在学中はバスケットボール部に所属、熱い青春時代をおくる中、3年時には商高連の大会で優勝するという輝かしい歴史の持ち主。三商祭や体育祭で実行委員を引き受け皆に素敵な思い出を演出したりと、とにかくバイタリーと根性の塊みたいな英美さん。勉強だって頑張りました。簿記は得意で大好きですと語ってくれ、文武両道の三商生らしい高校生活でした。
【あの頃は良かった…】
お料理も絶品。季節の素材を活かした逸品や、オリジナルの創作料理などメニューは豊富。当日はご自慢の焼き鳥の数々を盛り合わせて頂いたり、金太郎いわしの丸干し、納豆のそば粉揚げ、谷中しょうがにチーズオムレツやさきイカの天ぷら等々、いつしかテーブルの上は空いたビール瓶、徳利やジョッキの山山、締めには大盛ヤキソバとおにぎりまで食べちゃいました。冷えたビールにのどが鳴り、旨い料理に舌鼓、満腹おなかをポンっと叩きゃ、江戸娘ホールは美味しさのオーケストラや!
酒が美味けりゃ会話も弾む。始めは今後の同窓会のあり方や、これからの活動について話していましたが、そのうち在学時の武勇伝や、行事や部活の話、そして熱く語る恋話など笑顔と爆笑が止まらない。
世代、年代が違えども三商の話を楽しくしている皆さんの顔は、どなたも16、17~18歳のキラキラした素敵な笑顔でした。ただ、どんな話をしていても最後の言葉は「あの頃は良かった…」(笑)いやいや、これからも何時までも私たち三商同窓会は青春まっしぐら!ですよ。
【いんふぉめーしょん】
今回、おじゃました江戸娘さん、女将の英美さん、大変ありがとうございました。
いいえこちらこそ、またどうぞお越しくださいませ。
三商酒場放浪記Ⅷ 35期 柏 俊太郎さん「亀戸 割烹 柳」 平成26年6月
やっと二年になっても、いま葛西で社労士の藤浦先輩やキャプテン御薗先輩には頭が上がりません。34期の卒業写真ではやっと防具を付けて顔が映るようになりました。
三年の写真では前列で頭も七三分けの長髪です。伝統ある三商剣道部始まって以来の女子部員を従えて堂々と写っています。体育会系の三商メンバーはみんなそんな辛い思いをしながら、三年生まで頑張って、そして楽しく思い出多いクラブ活動だったのです。
同窓生会館か?亀戸 柳
そんなわけで「亀戸 柳」には同窓生が集まってきます。亀戸駅から5分程度ですし、みんなが集まるのにちょうどいいわけです。放浪記第一回の「19期大関庵」も便利ですけどね。取材の前日も35期同期メンバーが大騒ぎしているようですし、我々33期も同期会幹事会をここで開催しています。同窓会監事の三川さんも町会の集まりでよく利用していただいているようです。ここへ来るとそんな同窓生の噂話がいろいろと聞けます。先日もこの柳で柏さんと同期剣道部の加藤さんと40数年ぶりの再会をしました。ですが加藤さんは「三年生では練習にほとんど出ないのに試合では常勝だった同期小林さん」や「関係ないバレー部の徳堂さん」はよく覚えているのに、「三年生でも練習をサボらなかった佐久間」のことはよく覚えていないようです。同じ神様でも権威のある神様と違ったようです。
本格的割烹料理「亀戸 柳」
亀戸の名店と言えば亀戸駅南の「佐野味噌店」「牛肉の佐藤 かつサンド」、北口には「亀戸餃子」「亀戸ホルモン」そして中華の名店「喜楽」(放浪記前回掲載)がありますが、「柳」はそれに劣らない人気の本格的割烹料理店です。ところで割烹ってどんな意味?小保方さんの割烹着って?“割烹とは切る「割」、煮る「烹」、比較的高級な日本料理店を言う” でもそんなに気取ってはいません。取材日は我々11人にカウンターは6人で満員状態でしたが、柏さんと話をしながら、料理が楽しめます。寿司屋の板前さんと話しているような近さです。また奥様も下町育ちで何故か我々と同じニオイを持っているのです。同窓生でもないのに三商情報が豊富です。そんな気さくで家族的な雰囲気がたくさんも固定客を呼んでいるのでしょう。
三商酒場放浪記Ⅶ 33期 長浜 英行さん「中華 喜楽」 平成26年5月
三商酒場放浪記Ⅶ 33期 長浜英行さん 『中華 喜楽』
皆さまいかがお過ごしですか? 愛読者急増中!!の酒場放浪記も第7回目となりました。
今回は、仕事よりも。。いえいえ、仕事と同じくらい放浪記一生懸命の49期お酒呑み代表・高塚が
魂込めてお送りしてまいります。 最後までお付合いの程、宜しくお願い致します。
本日お邪魔するお店は、33期・長浜英行さん・みち子さんご夫妻が切り盛りする
亀戸天神にほど近い 「中華 喜楽」さんです。では放浪記の始まり~(^^)/
天神様も人間の姿になりお忍びで来るらしい!? 中華 喜楽
〒136-0071 東京都江東区亀戸3-44-16
TEL 03-3681-0563
亀戸天神のすぐ近く ご利益もありそうな大衆中華料理屋さん
この日 私を含む何名かの放浪隊メンバーは真面目な同窓会HP委員会(で、いいんかい?)終了後ターボを掛けて先発隊と合流いたしました。 おぉ!!早くも宴たけなわの先発隊☆
参加メンバーは・・・もしかして一部の隊員の名前を覚えてしまった放浪記ファンの方もおられるかも♪
26期岩瀬会長、33期安藤さん、佐久間さん、藤森さん、徳堂さん、斉藤さん、49期岩瀬(初参加)
宇田川、鳥丸(初参加) そして斉藤お姉さんの元同僚・亀戸七丁目在住の森田三恵子さん、高塚といつもの様に賑やかな顔ぶれであります。 森田さんには快くお付き合い頂き有難うございます。
「一杯やる前に天神様にお参りしておいで!!」先発隊のお勧めを受けて、岩瀬会長・49期岩瀬・高塚の3人でお参りに行ってきました。亀戸天神は藤祭りで有名ですが 丁度 藤棚が見頃を迎え綺麗に咲き揃っていました。池の亀さんたちも沢山居ましたよ。さすが亀戸天神!!!
もう学業とは縁遠いですが、少しでもお利口に(^^;そして小さくてもご利益があります様に◎
皆が涙するお母さんの味☆感動の絶品オムレツ(;;)
喜楽さんは昭和32年に開店、先代~現在の大将と暖簾を守り続けています。
大将は三商在学中柔道部に所属されていました。きっとご活躍されたんでしょうね。
。。。とお話しを伺う隙も無く同期の皆さんと話が弾んでおられます。店内に笑い声が響き渡ります。
三商に入学した15歳の頃から皆さんで良い時間を共に過ごしてきたのだろうなーと推察いたします。
勝手知ったる先輩方がお奨めのメニューを次々と注文。こちら100種類以上のメニューがご自慢で中華料理屋さんなのにとにかく色々取り揃えておりまして、おでんや湯豆腐もございますのよ。
まず感動したのが 33期佐久間さんの弟さん(36期・佐久間章吉さん)が涙したと言うオムレツです。
お母様のオムレツと同じ味。。とお聞きし、食べてみて分かりました!! 高塚の亡母が作ってくれていたオムレツの味もまさしくこれです。シンプルだけど美味しくて、私も思い出してしまいました(;;)。
でも自分で作っても同じ感動は無いんですよね。母親の愛情が何倍も美味しく感じたのでしょうし、同じように大将のお客様への愛情がこの美味しさを生んでいるのだと思います。
他に頂いたのは、ジューシーなメンチカツ、もっちりの餃子、みんな大好き♪野菜たっぷり揚げ焼きそば、そしてメンチボール等々。。その間 まあアルコールも良く消費する事。さすが放浪隊、本領発揮!!
しかしこんなにもお料理が美味しいのにご免なさい。取材班はメニューの写真ばかり撮っていました。
実際のお料理は「放浪記お料理写真展」でご紹介します。(スミマセン、いま勝手に思い付きました。)
今度行ったらオムレツもメンチカツもおでんも湯豆腐もしっかり撮ってきます(;;)反省。。。
美味しいものを食べて良く喋ってよく笑って(^0^)それだけで充分元気になれますし、気さくに交流してくださる先輩方とこうやって過ごせる事も幸せなのでした。これもご利益です◎
よっ!!大将!! 赤いヘルメットがお似合いです (^^)V
放浪隊が盛上っている最中にも ご近所から出前のご注文が入ります。
パパッと料理を仕上げ、赤いヘルメットを被り、颯爽と向かう大将!!カッコイイ♪
そしてまた疾風のごとくお店に戻り、いつの間にかカウンター内で調理を続けるのでした。
放浪隊滞在中に出前が2回、お忙しい中でも地元の皆さんに美味しい料理と笑顔をお届けしています。
奥様のみち子さんもとても朗らかな美人女将で、お二人の笑顔もお店の看板メニューの一つですね。
ここで小ネタを一つ。喜楽さんのお手洗いは扉に「録音室」という札が付いています。
さて何故でしょう?解った方は大きな声でどうぞ!! 正解なら山田君が座布団持って来てくれるかも。。
長浜さん他、33期でお店を営業しておられる川勇・高木さん、タコ八・上野さんのご夫妻とも仲良しで
皆さんで旅行に行ったり今でも親交を深めているとの事です。我ら49期はまだまだひよっこですね。
先輩方を見習って一生の友達付き合いを続けていきたいと改めて思いました。
やはり一軒ではお開きにしない放浪隊。二軒目にGO!!!
今宵もまた お約束通りの展開です。二軒目は歩いても行ける亀戸六丁目の 「旬の肴 柳」さんです。
こちらは35期の柏さん。。。。 あ!! 次回放浪記で伺う予定のお店でございました。
と言う事はここで取材しては次回担当者のお仕事がなくなってしまいますね。
本日は単に飲んで食べるだけにしておきましょう(^皿^)V
三商酒場放浪記は何方でも自由に参加して頂けます。おおよそ月に一度のペースで同窓生の
お店を訪ねて、お話を伺って自慢料理を頂いて楽しく飲んで喋っての集まりです。
試しに一度行ってみようかな、でも結構ですし どうぞお気軽に事務局までご連絡ください。
皆様のご参加をお待ちしております。 それでは次回もお楽しみに \(^0^)/
三商酒場放浪記Ⅵ 33期 坂口 保夫さん「森下 どんどん亭」 平成26年4月
飲食店が下町で長い間人気を保って営業していくのは大変なことです。そもそも坂口さんの実家は現在の都営地下鉄新宿線森下駅A4出入口の場所で果物屋を営業していたのです。駅の新設に伴って森下交差点に「どんどん亭」を出店したのが昭和56年、それから約35年近く下町のお客様に圧倒的に支持されて営業を続けています。外見も入口もどう見てもお好み焼き店には見えませんよね。コロナビールの看板があってロックやビートルズがBGMのお好み焼き店です。ちなみに坂口さんは大のビートルズファンです。先日のポール・マッカートニー来日ライブにも行っています。
こんなに地元の人たちに愛されて長く営業している人気のポイントはもちろん美味しいってことはありますが、月島等のお好み焼と違ってどんどん亭は関西風なのです。つまり自分で焼くのではなく店主自ら鉄板前で調理してくれるのです。坂口さんはステーキハウスのコックのようにふっくらお好み焼きや新鮮なシーフードなどを見事な手さばきパフォーマンスで焼いていきます。思わずお客様も見とれてしまいます。ぜひ入口近くの鉄板調理台前の席をご予約ください。
次の人気のポイントは、店主・奥様が「イケメン・イケママ」なのです。坂口さんや明るく元気な奥様目当てにいらっしゃるお客様も多いようです。坂口さんのバンダナとTシャツの働く姿は33期生には見えませんよね。この頃は娘さんも店のお手伝いすることも多く、ご両親に似て、長身でスラっとし、テキパキと仕事をこなす姿はおじさん達の人気もあります。昔、美人喫茶やホスト喫茶がありましたが、ここは「美人美男お好み焼」なのです。「イケ鉄」ですか!イケメン鉄板調理人!
33期坂口さんは生徒会書記長として生徒会活動を熱心に努められ、さらに剣道部でも活躍なさいました。(2列目左端)ちょっと坂口さんのイメージと剣道部のむさ苦しさは合いませんが・・・剣道部で白袴が似合ったのは同じく長身の33期小林秀行と坂口さんしかいませんでした。写真では坂口さんの白袴は見えません。
そんなことで今回の放浪記は33期生の友人達と深川下町っ子の宇田川さんと8人での参加でした。放浪記取材の常連で月島在、もんじゃ焼・お好み焼にはちょっとうるさい高塚さんは今回欠席でした。「イケ鉄」に会えず、この記事を見て残念がる姿が目に浮かびます。
今回の放浪記仲間33期生と49期の宇田川さんとの鉄板前での集合写真ですが、坂口さんの若さを見るとどうしても周りのみんなと同期とは思えませんね。同期の星としていつまでも若々しくいてくださいね。
取材は土曜日でした。5時からの予約でしたが6時には行列待ちができるほどの人気店です。客層も家族・カップル・友人同士などあらゆる世代をカバーしているようです。予約してから来店したほうがいいですよ。
月曜日は定休日ですから・・・ 取材 2014.4 Y.S
三商酒場放浪記Ⅴ 48期 樋浦 理さん「アジアの食卓」 平成26年4月
放浪記ファンの皆さまいかがお過ごしですか? 好評の内に早くも連載第5回、お待ちかね三商酒場放浪記の始まりです。今回は49期お酒呑み担当の高塚啓子がお届けいたします。
当初は数名でフラッとお伺いする企画だったこの放浪記も どんどんお仲間が増えて、今では三商酒場放浪隊、もしくは放浪ご一行に成長してまいりました。
さて、本日も素敵な同窓生にお会いするのを楽しみに、いざ出陣!!!
我ら49期の一年先輩、陸上部のヒーロー、樋浦理さん
今回伺ったのは江東区千田 四つ目通り沿いにある「NEO大衆食堂 アジアの食卓」です。
48期の樋浦理さんが営むお店です。オレンジ系で統一した外観もお洒落です。
NEO大衆食堂 アジアの食卓 〒135-0013 東京都江東区千田22-5 サンハイツセンダ102
TEL 03-3647-4709 e-mail akashiya9999@yahoo.so.jp
樋浦さんは私たち49期の一年先輩、しかも陸上部でファンも多かった憧れの先輩でした☆
間接的にでも二年間は時計塔の下で同じ時間を過ごした訳で、三商祭や体育祭など楽しい行事が思い出されます。
では参加メンバー出席取りますよ! 26期岩瀬会長、24期尾坂副会長、ご近所にお住まいの28期田端さん、33期佐久間さん、同 高塚が姉と慕う斉藤お姉さん、同 藤森さんと奥様の35期八千代さん、
34期菊池さん、そして我等49期の宇田川、鈴木、高塚の総勢11名で賑やかに乾杯です☆
こちらのお店は多国籍と言いますかとにかくメニューが豊富◎さらには樋浦シェフにお願いしたらなんでも作って頂けそうな雰囲気です♪ この日も当日のお任せでご自慢のお手製漬物をつき出しに、マカロニサラダ、手羽先スパイシー揚げ、ラザニア、ハムカツ等々、沢山のお料理を出して頂きました。
お料理が美味しいとお酒も進み話も弾み!!皆さんいつも通りのパワーです。
何と!!伝説の「鉄仮面バンド」現る ♪\(^0^)/♪
乾杯からわずかな時間で異常な盛り上がりを見せる放浪隊。そしてほかのお客様がご来店。
「こんな軍団の隣で(柱で区切りはありましたが)迷惑だろうなぁ。。。」と心配していたらこの日の為に樋浦さんが同期のお仲間にお声掛け下さり、来店されたのだそうです。
来て下さったのは レスリング部・豊田喜良さん、同・鈴木啓晋さん、卓球部・千住(現・伊藤)千春さん、そしてお友達の鈴木さんの4名です。お互いに代わる代わるご挨拶に行き来し、その度に杯を交わし、まるでプチ同窓会のようでした。皆さん仲良しで度々来店されているそうですが放浪記に合わせて来て下さった事もとても嬉しいです。有難うございました。
お話をする内に、善良さん・啓晋さんは当時実力派として有名だった伝説の「鉄仮面バンド」のメンバーだったことを思い出し、これまたひと盛り上がり!!友達に卒業記念ピックを頂いたファンがいました。
感慨深いものがあります。三商の同窓を軸に素敵な再会が生まれていきます(^^)
前のお店からこの地で20年余り。地元の方々に愛されています
前のお店からこの地で20年余り。地元の方々に愛されています。おいしく楽しいだけでは「高塚ぁ、飲んでばっかりだな!」とお叱りを受けてしまいます(^^;
ハイ、高塚仕事します。調理の合間に樋浦さんにお話を伺いました。
三商を卒業してからホテルなどで修業を重ね、この地で初めはラーメン屋さんを開業、15年ほど続けた後に現在の「アジアの食卓」に変わり、5年半くらいとの事です。
写真でご紹介しているメニューはほんの一部、お店のウリは実に多くのメニューを揃えている事。
そしてそれらを手際良く作り上げていく樋浦シェフは、今でも素敵なのでした♪
お客様はお近くにお勤めの方、各地からの口コミの方、そして一番は地元の皆様が数多く来店されるそうです。家族連れでも入りやすいお店、というのも温かさが伝わりますね。味はもちろん文句なし◎
ちなみに樋浦さんの奥様も48期・ブラスバンド部の旧姓・田口公子さん、そして26歳になる息子さんも三商卒業だそうです。ここにも三商ファミリーみーつけたっ!!
樋浦さんは三商での3年間は「とにかく毎日楽しく過ごしました。良い思い出ばかりです。」と言っておられました。そうですよね、高校時代に楽しく過ごせたから、今でも仲間との付き合いが続いてるんですよね。
止まらない放浪隊、今宵はいずこへ。。。
会社での1日は嫌になるほど長いのに、楽しい時間はあっという間に過ぎていきます。
名残惜しいですがそろそろ失礼する時間になってしまいました。次は同期のプチ会合などでもまた来たいなーと思いつつ、48期の先輩方にもご挨拶してお店を後にしました。
実はワタクシ高塚は昨年の東京校歌祭とその後の祝賀会が先輩方との交流初参加でした。まだ半年くらいお付き合いなのですがいつも皆様優しく温かく接して下さり本当に感謝です。と同時にこのご縁を大切にしてもっともっと輪を広げていきたいですね。あらら、ただのお酒飲みじゃなくてたまには良いこと言うなーアタシ(^皿^)
と言うことで二次会行きますよー!!!
錦糸町にある佐久間さん行きつけの「生演奏をバックに唄えるお店」で先輩方を差し置いて唄わせて頂きました。イヤー気持ち良かったです。有難うございました。
開始早々からテンションの高い笑顔だらけの皆さんの写真、いつか「放浪記写真館」なんていう企画もいかがでしょうか?見てる皆さんも笑顔になり楽しくなる事 間違いなしです(^^)
さて次回の三商酒場放浪記はどんなお店を訪ねるんでしょうか?
三商愛をいつまでも忘れずに、これからも人の繋がりの宝物をどんどん増やしていきたいです。そして私達と一緒に放浪してみたい方、どうぞお気軽に事務局までご連絡くださいね。
「三商酒場放浪記Ⅰ」スタート 19期 大関守さん「大関庵」 平成25年11月
三商生には自営クラスがあったように、下町の個人企業や老舗の子女が多く学んでいました。事業主として活躍されている卒業生も多いようです。毎年発行される同窓会会報誌には自営クラスの同窓生を中心に協賛の広告掲載をしていただいています。また同期会やクラス会、OB会などで同窓生の飲食店が会場に使用されることも多いようです。そこでその同窓生のお店を訪ねてみる企画をスタートいたします。まず毎年同窓会会報誌に広告掲載をしていただいている「両国 そば処 大関庵 19期大関 守さん」を訪問してみたいと思います。
酒場放浪記取材メンバーは?
「三商酒場放浪記」として名付けさせていただきましたが、「酒場」お酒が飲めるお店を対象とさせていただきましたのはただ取材するメンバーが酒好きだからだけです。今回の取材メンバーは49期の高塚啓子さん、33期徳堂賢司さん、それに26期岩瀬和子同窓会会長、ホームページ編集委員の33期佐久間、49期宇田川で訪問することになりました。私も放浪したいと思われる方のご参加もぜひお待ちしています。
19期生の結束
大関庵は両国駅西口から一分、国技館通りにあります。定休日は土曜日が多いようです。訪問した火曜日ですが、8人ぐらいのグループがちょっとした会合に利用しています。大関 守さんの19期はなかなかの結束力で、毎月19日に大関庵に集まり、ここから下町巡りとお酒の会を開催しているようです。左の写真には第121回とあります。懇親会とは言え、集まりが121回とは!!
また同窓会活動や会報の投稿にもご協力をいただいており、最新同窓会会報52号にも元同窓会会長の木戸隆吉さん「三商の伝統の教え おいあくま」や細田安治さんの「三商の思い出」、岡野静雄さんからは大関庵に集まる仲間との旅行記「氷園旅行会 初島クラブ旅行記」など貴重な経験や交流記を投稿していただいています。
12歳の三商生 6年間三商にいました 下の写真は12歳の三商生です。
19期大関守さんは12歳で三商に入学しました?えぇとお思いでしょうが、昭和21年旧制中学の府立第三商業学校に入学したのです。最後の旧制中学です。2年生の時、駐留軍学制改革があり、新制中学2年に編入され4年・5年は新制三商高等学校の一年、二年となりました。19期が最後の6年間三商生であったわけです。
偶然に21期の先輩が・・・
そこにダンディーな老紳士が一人で店に入ってきました。大関さんの後輩、21期の久保埜昭一さんでした。高塚さんと記念写真です。久保埜さんは三商校長でもあった今村直人先生が1954年日本で初めての公立短大として創立した都立商科短大の一期生として入学・卒業した先輩でした。都立商科短大は現在の校舎近く(川岸運動場)に建築されていました。三商出身の先生も多く教師として活躍なさっていましたが、昭島や晴海に移転した後、2001年に廃校となりました。その際、短大の同窓会残資金が三商同窓会に寄贈された経緯もありました。久保埜さんはまだまだ現役で台東区松が谷にご勤務され、ご自宅の市川市への帰りによく大関庵に寄られるようです。大関庵は駅のそばですから「ちょっと一杯」や「同期生の集まり」にも使えるようです。
三商酒場放浪記Ⅳ 33期 高木利夫さん 「川勇」 平成26年1月
行列必至の人気店。土日の予約はお断り。
今回の酒場放浪記は前々回に予告しました「うなぎ川勇」へ行って参りました。創業明治40年より東京は下町 墨田区石原にて伝統の味を守りつつ開業されております。
この酒場放浪記も毎回メンバーが増えて参りました。今回の訪問は総勢11名の大人数。土日は予約をお断りさせていただいておりますので、当日は、34期菊池さんが開店前から並んで席を確保してくださいました。(お寒い中、ありがとうございました。)
楽しい酒宴の始まりです。
今回のメンバーは、酒場放浪記のご常連でおられます26期岩瀬和子同窓会会長を始め、33期佐久間保人さん、藤森怜さんの大親友コンビ、34期菊池忠さん、49期宇田川浩一さん、高塚啓子さん。そして、今回初参加の方は、24期尾坂富美子同窓会副会長、33期斉藤侑子さん、私49期阿部政浩、52期梶原勝さん、東京三商会職員の白石理恵さんの総勢11名です。
まずは、「まぐろと三ツ葉のわさび和え」を肴にビール、日本酒などお好きなお飲物で喉を潤し、しばし歓談していると、大ぶりな「焼き鳥」が運ばれてきました。そうなんです。ここ「川勇」はうなぎだけじゃないんです。一品料理も秀逸なのです。備長炭で丁寧に焼き、秘伝のたれを纏った「焼き鳥」をほおばると何とも言えない幸せな気持ちになります。そこで、焼き鳥の旨味をビールで流し込む。くぅ~っ。
さすが、人気店。あっという間に満席です。
午後6時を過ぎた頃、店内を見渡してみると、いつの間にか「満席」になっていました。家族連れやカップルなど多様なお客様で店内は埋め尽くされていました。なおも、数組のお客さんが外で並んでいます。
東大進学を勧められるも...。
昭和38年4月に入学された高木さんは昨年で「三商入学50周年」を迎えられました。(ちなみに、私たち49期はこの年に生まれました。)同期の佐久間さん曰く、「同じように勉強して、同じように部活動をしたのに、なぜか彼は成績優秀なんだよね...。」と当時を振り返っていらっしゃいました。 現在は一世紀に亘る「伝統の暖簾」を守っていらっしゃいます。そろそろ、「伝統の味」を食したくなりました。うな重を注文し、同時に熱燗も数本注文。うなぎが焼けるまで 胃の中をアルコールで消毒します。注文した熱燗が全て空になるころ、品のある緑色の御重箱に納められたうな重が運ばれてきました。
本当においしいときは無言になる。そして、笑顔。
いよいよ、本日のメイン「うな重」をいただくこととなります。(お酒を飲むだけのレポートではありません。)立派な重箱の蓋を開けると備長炭の香りを纏ったうなぎの湯気が立ち昇ります。あれほどお酒を飲んだ後なのに、「うな重」が収まるスペースがまだ、胃の中にあることに気付かされました。焼き立てのうなぎを一口。口の中に、ほどよい脂と備長炭の香ばしい香り広がり、言葉にならない感動を覚えました。本当においしいものを食べたときは、ほおが緩むことを実感しました。
三商酒場放浪記Ⅲ 28期 田中 稔さん「開花亭」 平成26年1月
江戸川区にお住まいの皆さんは春江と葛西にある「開花亭」をご存知ですね。車で通っていると目につく、京葉道路や環七沿いの和風のロードサイド店です。それにベーカリーレストラン「マルコ」、炭火焼肉「花炎亭」、しゃぶしゃぶ「しゃぶテキ亭」、とんかつ「大和楽」、これら全てが28期田中稔さんの経営する飲食店なのです。
開花亭ホームページ http://www.maruko.org/tenpo.html
田中さんは卓球部で、トロリーバスで通学していました。
今回の訪問はたまたま「同窓生OB会 卓球部」の会「さんたご会」が葛西「開花亭」で開催されるとのことでご一緒させていただきました。田中稔さんも卓球部でした。
田中さんは瑞江中学の出身ですから当時上野公園と江戸川区今井間で運行していたトロリーバスで亀戸へ、そこから都電で深川不動前まで通学していたそうです。
ちょっとトロリーバスを調べて見ました。田中さんは昭和34年卒業ですが、開通は昭和27年で昭和43年の9月まではトロリーバスはあったそうです。無軌道バスとも呼ばれ、電車と比べて線路を引くことがなく費用も安かったことから、渋谷近辺にも運行していました。今は都営新宿線が走っている瑞江の街ですが、当時はこのトロリーバスが唯一の都心に出る手段だったようです。
当時の卓球は人気のスポーツでした
入学した昭和30年代は卓球ブームだったのです。昭和31年には第23回世界卓球大会が日本で開催され荻原伊智朗・田中利明選手達が優勝しています。ですから卓球部に入部する新入生は100名を超えていたそうです。つまり入学の20%位が卓球部に入部したことになります。しかし専用の卓球場はなく、武道場で柔道部と共用で練習していたそうです。3年になって進学クラスになりました。大学進学を目指すクラスは多くの期に設置されていました。商業科目を習得しておくことは進学にはマイナスになることはなく、商学部などに進学される方も多かったようです。この写真は似ていますが田中さんではありません。当時の世界チャンピオン荻原選手です。
サラリーマンから起業して飲食店を
大学を卒業後、2年ほど就職していたそうですが、家業がガソリンスタンドを経営なさっていたことから、隣接して洋食店を出店することになったのです。いまではスタンドに隣接する飲食店は数多くありますが、当時では珍しかったそうです。モータリゼーションの進展で、江戸川区は京葉道路の拡張や環七の完成など大きな橋や道路が次々と建設されていきました。東西線や都営新宿線も開通して、急速に市街地が進められていった時代でした。ロードサイド店のはしりになる田中さんの飲食店は次々と繁盛していったのです。
企業家の田中さんの戦略
田中さんの店舗は江戸川区一之江にベーカリーレストランとしゃぶしゃぶ店、江戸川区鹿骨には焼肉店、そして、和食レストランを春江と葛西店に出店なさっています。全ての店舗が主要道路沿いの大きな駐車場付きのロードサイド店です。飲食と言うドメインは外さず、同じ業態でのチェーン出店ではなく江戸川区と言うドメスティックな地域にこだわって飲食の別形態を出店していっています。起業から40年、そうした企業家としての戦略と共に成功の影には「人の三倍働いた」と・・・ そうした努力があってからこその成功ではないでしょうか?
会社元同僚と一緒にまた来ます?
田中さんとお話していましたら、田中さん瑞江中学校時代の恩師が私の元同僚Nさんの母親だったことが判明しました。私の酒場放浪仲間です。世の中狭いですね。今度はぜひその元同僚Nさんと別の店舗にも伺いたいと思います。この三商酒場放浪記もいろいろな出会いがあるのです。ぜひ同窓生の皆さんも開花亭グループをご利用になってください。
今回の三商酒場放浪記Ⅲは26期岩瀬和子会長とご一緒しましたが、私も放浪したいと思われる方、ぜひご一緒しましょう!!次回はどんな同窓生とお会いできるのか、楽しみに・・・
三商酒場放浪記Ⅱ 30期 氏家 賢さん「ふぐ ちゃんこ 鳥義」 平成25年12月
さて三商酒場放浪記は二回目となります。今回は30期氏家 賢さんの「鳥義」に伺います。いつもの放浪メンバーに連絡をして都合をあわせます。いつ行くか、何時から始めるかですが、このメンバーの大部分は「いつでも、どこでも、だれとでも」と大変便利な人たちです。寂しい時にはこのメンバーですね。
ちょっと早めに出陣です
現役で働いている方にはフライング飲みになってしまいますが、5時開始が原則です。何故って6時過ぎると一般の客で混んでくるでしょうし、ご迷惑をお掛けしてはいけないという心遣いからです。それなら3時でもとの声が暇なメンバーからあがりますが・・・ちょっといくらなんでも早いですね。
放浪記一回目の「両国 大関庵」さんからも歩いて20分ぐらいでしょうか?ちょうど錦糸町と両国の間で、蔵前通りと三つ目通りが交差する石原町三丁目の交差点から両国寄りの150m左となります。
26期岩瀬同窓会会長はご近所
岩瀬会長は鳥義さんとはとなり町の亀沢ですから、「つっかけ」履いての参加です。亀戸の33期徳堂さんは早朝からお勤めの調理人ですから、15時からでもOKです。深川佐賀の49期宇田川さんは築地仲買の深夜早朝勤務の江戸っ子ですから、早めに飲み会を始めたい口です。もちろん放浪記世話人の33期佐久間もいつでもOK、さらに今回は33期藤森・34期菊地さんのリタイヤ組も参加ですが、毎日ヒマ組です。つまり現役で勤めている49期高塚さん以外はちょっと早めでもずいぶん早めでも繰り出すことができるのです。
私、年休取って参加です。高塚さんは偉い!
赤提灯と暖簾には堂々と「ふぐ ちゃんこ」の文字が浮かんでいます。先発メンバーは17時前に到着です。中に入ると奥の20人ぐらい入れる座敷はもう宴会の準備です。しまった!今日は忘年会シーズンのまっただ中でした。調理場は宴会準備でもう大忙しです。氏家さんも挨拶そこそこで仕事にとりかかっています。
無理にお願いして、19時からの予約席を7人分空けてもらいました。次々と放浪記メンバーが集まってきました。新橋のOL高塚さんは年休を取って頂いての参加です。そうですよね。17時から飲める普通の勤め人はいませんよね。
ふぐ鍋と刺身盛り合わせを
提灯には「ふぐ鍋とちゃんこ鍋」ですから、こんなに寒くなってきたら、鍋ですね。ふぐ鍋と刺身盛り合わせを注文しました。山盛りのふぐ・野菜です。刺身も築地の宇田川さんや元寿司店の徳堂さんにも美味しいと言わせた新鮮さです。板場で忙しい氏家さんに代わって奥様女将さんにお話をお願いするすると先代の「鳥義」は元々鶏肉店の販売をしていたのです。相撲部屋にも鶏肉を納めていたそうです。それでちゃんこ鍋も!そして飲食店に切り替えて今ではTVにも取り上げられ、有名人もたくさん訪れる下町の名店になっています。5時に入店した私たちですが、次々とお客様が入ってきて、6時には満員状態です。
三商酒場放浪記 新メンバー
今回の三商酒場放浪記には新メンバーの二人が登場です。34期菊池さんとホームページ委員の藤森さんです。女将さんは誰かに似ているなと思ったら、岩瀬会長から「川勇」の女将さんと姉妹なんですよと教えていただきました。「川勇」は岩瀬会長や藤森さんがよく通っているここから200mぐらい離れた創業明治40年の老舗鰻屋です。33期の高木利夫さん経営のお店ですから三商生もよく利用しています。鳥義の若旦那と岩瀬会長は地元消防団のつながりでゴルフ友達です。こんなところにも三商つながりがあるんですね。もう約束の7時に近づいてきてしまいました。新メンバー菊池さんは食べたかった「ふぐ雑炊」も最後に食べて大満足です。
地元の人たちに愛されている下町繁盛の居酒屋
まだまだ忙しく働いている氏家さんは柔道部だったそうです。今度は柔道部の仲間も誘ってぜひ再訪してみたい店です。板場から顔を出して頂いての記念写真です。どうもお忙しいところおじゃましました。
あっ!!焼き鳥を注文するのを忘れました。インターネットの食べログでも評判の焼き鳥でしたが、ちゃんこと一緒に次回にとっておきましょう。鳥義さんのホームページにもいろいろな情報が満載でした。ぜひご覧ください。http://e-sumida.gr.jp/toriyosi/
まだ7時です。このまま帰る三商酒場放浪記メンバーではありません。二次会は33期長濱さん、亀戸の中華「喜楽」へと繰り出しました。まだまだ続く三商同窓生のお店巡りです。
次回は記事にも出ました石原三丁目33期高木利夫さんの店「川勇」でうなぎを食したいと宇田川メンバーの強い要望があります。自腹ですけど一緒に放浪なさりたい方募集しています。どうぞ事務局へ